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さて四月から『蟲師』続章を堪能しています。

 

過去最高に偏愛しているアニメーション。

惜しむらくは、「招雷子（しょうらいし）」もアニメ化してほしかった。

子どもを愛せない母親と、母に見せつけるように雷に打たれようとする子。

でも本当は・・・。

できないことをできないと認めてそれぞれの人生を歩き出す親子が好きです。

 

続章の「囀る貝」「雪の下」も、ぞっとするほどの出来でした。

蟲って、もしかすると言葉にできない願望の具現化なのかしら。

蟲からの解放は、今ここ、現実、ありのままに戻るということなのかしら。

 

ただ単体の蟲は心底から美しい。

ゆらめきながら絡み合う人と蟲の交流が素晴らしい。